トロピカル果樹園(パイナップル編)

学名 Ananas comosus Merr.

別名 パインアップル、パイン、アナナス、マツリンゴ、ホウリ

パイナップル科(Bromeliaceae)、アナナス属(Ananas)。南アメリカ原産の高さ1~1.2mの多年生草本。

土中の根、塊茎、地上部の葉、果梗、その上に果実がある。果実の上に冠芽と呼ばれる葉芽がつく。花茎は株の中心部から出て、松かさ状の花序をつける。果実は集合果で、円筒または楕円形である。冬季低温期と夏季高温期の2回花芽分化する。

酸性土壌で陽当たりが良い場所に適する。

 

旬太郎の果樹園日記(パイナップル編)

南アメリカの生まれです。とても長い葉っぱは、まるで刀みたいです。

松ぼっくりのような形にたくさん花が咲いて、小さな実が集まって黄色いパイナップルになります。甘くてとてもおいしいパイナップルは、おきなわのいしがき島でもできると聞きました。

実のなる季節は2回あり、夏は7月から9月頃まで、冬は11月から3月頃までです。

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トロピカル果樹園(サンカクサボテン<ドラゴンフルーツ>編)

学名 Hylocereus undatus (Haw.) Britte. et Rose

別名 ピタヤ、ドラゴンフルーツ、白蓮閣(びゃくれんかく)

サボテン科(Cactaceae)、ハシラサボテン亜科(Cactioideae)、ヒロケレウス科(Hylocereus)の、メキシコ原産の登攀(とうはん)性のサボテン。

気根を出して、長さ10m以上に伸びる。果実は楕円形で、熟すと果皮が赤紫から鮮紅色になる。

日当たりが良く、排水良好な土壌を好む。

旬太郎の果樹園日記(ドラゴンフルーツ編)

遠くはなれたメキシコで生まれました。サボテンの仲間で、サンカクサボテンともいわれます。

見かけは赤くてひらひらした羽みたいなものがあるけど、中身は白くてゴマのような黒いつぶつぶの種があります。中身が赤いものもあります。さっぱりした甘みがあります。

実のなる季節は6月から11月頃までです。

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トロピカル果樹園(ジャボチカバ編)

学名 Myrciaria cauliflora (DC.) O. Berg

別名 -

ブラジル原産の、樹高8~10mの常緑中高木。フトモモ科(Myrtaceae)、ミルキア属(Myrciarea)である。

実生から開花までには10年程度かかるといわれ、接ぎ木でも5~6年はかかる。

果実が直接幹につく、「幹生果」である。

 

旬太郎の果樹園日記(ジャボチカバ編)

日本からは地球の反対側にあるブラジルで生まれました。

ブドウのような実が木の幹になります。甘ずっぱくておいしいくだものです。

実のなる季節は4月から5月頃までですが、ほかの時期にも実がなる品種もあります。

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トロピカル果樹園(ミラクルフルーツ編)

学名 Synsepalum dulcificum (Schum.& Thonn.) Daniell

別名 ミラキュラスベリー

西アフリカ原産の、樹高2~4mの常緑低木。

果実に含まれる「ミラクリン」という物質の作用でレモンが甘く感じる。

成長は遅く、種子をまいてから結実するまで7年程度かかる。

 

旬太郎の果樹園日記(ミラクルフルーツ編)

日本からは遠くはなれた西アフリカで生まれました。

この実をかじるとすっぱいレモンも甘い味がするようになります。「ミラクリン」のちからです。

実のなる季節は6月から9月頃までです。

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トロピカル果樹園(アテモヤ編)

学名 Annona squamosal L. x A. cherimola Mill.

別名 パイナップルシャカトウ

バンレイシ科(Annonaceae)、バンレイシ属(Annona)であり、チェリモヤとバンレイシの交配種。現在では品種はさまざまある。

半落葉性。花は前年に伸びた枝の基部につき、果実は球形か心臓形。重さは400~700g程度だが、2kg以上の果実をつける品種もある。結果に適した開花期の気温は25~28℃。

排水の良い土壌を好む。糖度は20~25度になる。

 

旬太郎の果樹園日記(アテモヤ編)

アテモヤは同じトロピカルフルーツの「チェリモヤ」と「バンレイシ」という親から生まれました。

アテモヤの見かけは不思議だけど、甘くてとろっとしたパイナップルみたいな感じ。アイスにしてもおいしい!

実のなる季節は8月から12月頃までです。

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クオリティプロダクツを求めて(鹿児島編その2)

~産地を巡る終わりのない旅(鹿児島編その2)~

2012年10月

次の訪問地についた頃はもう午後5時を回っていた。その人はトロピカルフルーツの栽培家で、家族が経営するカフェには温室が併設されている。温室の中には鉢植えのトロピカルフルーツが所狭しと並べられている。

熱帯産の果樹をネタにして、コーヒーを飲んだ。この地でトロピカルフルーツを生産する生産者のネットワークの広さが感じられるたくさんのエピソードが並んだ。

指宿ではたくさんのトロピカルフルーツが生産されているが、その一つにパッションフルーツがある。都内では、パッションフルーツをプロモーションしている地域があるが、この指宿ではその気候を最大限に活用した質の良い品種が開発されている。

一夜明けた翌日、その人とともに、同じ地域で熱帯果樹を生産する人のもとを訪ねた。その人はその地の果樹協会の役員だが、品質にこだわった栽培方法を研究している。立派な鉄骨のハウスには、パパイヤやスターフルーツ、それにアテモヤがあった。きれいに整理されたハウスを見ると、その栽培に関するこだわりが伝わってくる。職人の、言葉には現れない結果が見て取れた。

指宿での産地訪問はあっという間に過ぎて行った。帰り道、その人は大きなアボカドの木を紹介してくれた。今では大木となったその木にはたくさんのアボカドが実っていた。路地にあるアボカドの木にこうしてたくさんの実がなっている。さすが南の地だと思う。「この道を使えば空港までは1時間半もすれば着くでしょう」と、その人は丁寧に案内してくれた。

教えてもらった道を走り、高速へ乗る。空港への道のりを進んでいくと、だんだんと見慣れた光景が広がり、ようやく帰路につくという実感がわいてきた。今回の走行距離をみると、ちょうど400キロとなっていた。今回もまた、収穫の多い旅だった。

 

“サーファーマー”

南北約60キロの細長い形をした種子島には、とても良いサーフィンスポットがあると聞きます。その島の形から、西と東では風が異なるため、サーフィンにぴったりの波がある場所へすぐに行くことができるそうです。

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そうした絶好のサーフィンスポットを満喫すために、ある人は移住し、またある人は数か月にわたり長期滞在しています。その間、地元の農作業を手伝ったり、また自ら作物を育てている人たちもいて、正に自然と調和したスポットだと感じます。

サーファーはファーマーにつながる。サーファーの育てたタンカン、全国のみなさんにぜひご紹介したいと思います。

 

ウルトラ・エキゾチック

カナダのジャーナリスト、アダム・リース・ゴウルナー氏が書いた「フルーツ・ハンター 果物をめぐる冒険とビジネス」には、世界各地を旅した著者が各地で出会っためずらしい果物に関する感想や、多くの興味深いエピソードを紹介しています。一方で、遺伝子組み換えにまつわる話や農作物の流通に関するテーマなどもあり、旅行記を超えた深い内容になっている、お勧めの一冊です。

*参考文献 フルーツ・ハンター 果物をめぐる冒険とビジネス アダム・リース・ゴウルナー 立石光子(訳)

 

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